「有用性の低いコンテンツ」としてアドセンス審査に落ちたときの10の対策

ブログを始めてからの目標の一つにGoogleアドセンスの審査に受かることがあると思います。

Googleが審査の合否の基準を細かく公表していないので、アドセンスに受かることはなかなか難しいですよね。

そんな私たちは最近アドセンス合格しましたが、「有用性の低いコンテンツとして審査に落ちたことが10回ほどあります。

今回は私たちと同じように有用性の低いコンテンツとしてアドセンスに落ちた方へ、もう一度確認したい基本項目と、実際に私たちが行った対策を紹介していきたいと思います!

私たちのプロフィールはこちら

・ブログ歴 2年

ブログでの月収 5桁

サーバー WordPress

有料テーマ SWELL

2サイト運営 両サイトアドセンス合格

当サイトGoogleアドセンス合格時の状況

私たちがGoogleアドセンスに合格したときの状況はこちらです!

  • 独自ドメイン
  • ブログ種類 雑記
  • 申請期間 ドメイン変更前1年/変更後1ヶ月 
  • 更新頻度 1週間に2記事程度
  • アフィリエイトリンク有無 無
  • ページ数 投稿10記事、固定ページ3記事(プライバシーポリシー/著作権免責事項/お問合わせ)
  • 記事文字数 1500〜3000文字
目次

有用性の低いコンテンツとして指摘された

有用性の低いコンテンツとして審査落ちしてしまった場合、以下の4点を指摘されたかと思います。

  • コンテンツの最小要件
  • 独自性のある質の高いコンテンツと優れたユーザーエクスペリエンスをサイトで提供する
  • ウェブマスター向けの品質に関するガイドライン(質の低いコンテンツ)
  • ウェブマスター向けの品質に関するガイドライン      引用:Google AdSense

メール内の各項目のリンクをクリックすると、その詳細を確認することができたかと思いますが、

ふじこ

イマイチよくわからない。

正直「なんだこれ」と思ってあまり読み解くことが出来ませんでした。私と同じで専門的な言葉が多く、よくわからないと思った方多いのではないでしょうか!

しかし有用性の低いコンテンツとして審査に落ちてしまっても、この記事を読んでブログを見直し再び申請することで合格できる可能性は十分にあります!

「有用性の低いコンテンツ」として落ちた時に確認しておきたい基本項目

まずは以下の基本の5項目を再確認してみましょう!

落ちた時に確認する5つの基本項目
  1. SSL化
  2. インデックス登録&サイトマップを形成する
  3. プライバシーポリシー、著作権免責事項、お問い合わせフォーム設置
  4. オリジナルの写真や画像を記事に貼る
  5. プライバシーポリシーもコピペしない又はcanonical(カノニカル)タグをいれる

SSL化

Googleアドセンス審査に必須となってくるのがSSL化です!

SSL化とは運営するサイトの情報を暗号化して送受信できることです。情報の流出やサイト内の書き換えを未然に防ぐことができ、サイトのセキュリティ向上に役立ちます。

SSL化してあるサイトは、URLが「http」から「https」に変わり、Google Chromeでは鍵マークがつきます!

そのSSL化がなぜ必要になってくるかと言いますと、Googleは2014年よりhttps化を検索順位を決定する要素の一つに使用することを述べています。

さらに2018年7月からは、httpから始まるサイトにアクセスした場合、「保護されていない通信」と表示されるようになりました。

警告表示が出てしまうことで、訪問者が離脱してしまう可能性があるので、SSL化は必須な施策となりつつあります!

インデックス登録&サイトマップを形成する

投稿を更新したらGoogleに「私はこの記事をこのURLで書きました!」という報告をしなくてはいけません。

Googleにこの報告をすることがインデックス登録です。インデックス登録をするとGoogleが記事を見に来てくれますが、これだと一つの記事を読んでもらえるだけです。

ふじこ

どーせだったら他の記事も勝手に読んでもらいたい!

もしこのときにサイトマップ(サイト全体のコンテンツを示す地図のようなもの)が既に登録されていたら、Googleはサイトマップの中でインデックス登録を申請し忘れている記事をついでに登録してくれて、サイトを巡回してくれます。

サイトマップがあることによってGoogleのような検索エンジンに記事を見つけやすくしてもらえるのでインデックス登録&サイトマップの形成は行いましょう。

サイトマップの作成方法

Google XML sitemaps」というプラグインを[有効化]する→Google XML Sitemapsの設定画面から基本設定や投稿の優先順位を設定する→設定を更新する

これが終ると、「The URL to your sitemap index file is:」に続くURLが表示されます。Googleサーチコンソールの登録作業で必要となりますので、コピーしておきます。

Googleサーチコンソールでサイトマップを送信する

Googleサーチコンソールにログイン→[サイトマップ]→XMLサイトマップのURLを貼り、[送信]する→完了画面が出てきて終了

インデックス登録の仕方

Googleサーチコンソールにログイン→サイトのURLを赤枠にコピぺ→インデックス登録をリクエストで完了

インデックスの確認方法

Googleサーチコンソールにログイン→URL検査→対象のURLをクリックする

このように「URLはGoogleに登録されています」と表示されればインデックス登録は行われています。

プライバシーポリシー、著作権・免責事項、お問い合わせを設置

ワードプレスでサイトを運営している方にはプライバシーポリシー、著作権・免責事項の掲載は必須になります!

GoogleアドセンスやASPの審査などブログを収益化するなら重要な項目になるので、まだ設定していない方は設定しましょう!

プライバシーポリシーとは?

プライバシーポリシーとは、個人情報保護に関する内容を掲載するものです!

私たちはブログのお問い合わせやサーチコンソールなどの解析ツールを使って、ブログ訪問者の[名前][使用機器][年齢][性別][市町村]などの個人情報を得ています。

このような個人情報を保護し、目的以外に使用しないことを明記する必要があります。

著作権・免責事項

著作権・免責事項とは、サイトで使用しているコンテンツの著作権保護についてや、商品を販売するときのトラブルに関する内容を記載しています!

アフィリエイトで商品やサービスを販売し、トラブルがもし起こってしまっても「購入は自己責任です」と書いておくのがおすすめです。

商品トラブルに巻き込まれないように事前に告知しておきましょう。

オリジナルの写真や画像を記事に貼る

Googleアドセンスヘルプをよーく読み込むと以下のようなことが書いてあります。

AdSense 広告は、独自性がないコンテンツや著作権で保護されたコンテンツを掲載しているサイトには表示できません。

(略)

最も重要なのは、専門家の知識、何かを改善する方法、クチコミ情報、自分のアイデアなど、他にはない独自のコンテンツを掲載することです。 引用:Google AdSenseヘルプ

AdSense を使用してサイトを収益化するには、独自性が高く有益なコンテンツを提供してユーザーの利便性を確保する必要があります。

(略)

サイトで AdSense 広告を配信できるようにするには、Google がサイトの趣旨を把握できるよう、十分な量の独自性が高いコンテンツを掲載してください。 引用:GoogleAdSenseヘルプ

その他の文中にも「独自コンテンツ」や「独自性」という言葉がたくさん使われています。

要するに「自分だけの記事で似たようなものは勘弁ですよ!」ということです。Google検索やどこかで使われていた画像を勝手にコピペして使用してはだめなんです。

商品のレビュー記事を投稿したい場合、Google検索でひっかかった写真をそのまま使うのではなく、自ら商品をカメラで撮ったものを記事に載せるようにしましょう。

プライバシーポリシーもコピペしない又はcanonical(カノニカル)タグをいれる

プライバシーポリシーと著作権・免責事項はコピペしても大丈夫という方もいますが、私はコピペしたものには、canonical(カノニカル)タグをいれました!

canonicalタグとは•••重複ページが存在する時にSEOの悪影響を最大限回避できる機能

簡単にいうと重複コンテンツ対策です。

重複ページとしてそのまま放置していると、Googleにコピーコンテンツとして見なされてしまうことを回避するため設定します。

対策には「noindex」設定もありますが、noindex設定は検索エンジンに登録されないための設定です。

一方「canonical」設定は検索エンジンに重複コンテンツのコピー元URLを通知するための設定になります。

正しく設定しないとコピーされた側とコピーした側両方ペナルティを受けてしまうので注意しましょう。

なので私と同じようにプライバシーポリシーをどこかのサイトからコピペした場合は、camonicalタグを入れるようにしましょう!

canonical設定の仕方

SWELLの場合記事の下部にある「このページの”canonical”URL」にコピー元のURLを貼り付ける→[更新]する

「有用性の低いコンテンツ」として落ちた時に行った5つの対策

私が合格するにあたって行った5つの対策を紹介していきたいと思います!

落ちた時に行った5つの対策
  1. 日記調になっていないか
  2. 5〜10記事作成
  3. 1記事1500〜3000文字
  4. カテゴリーを減らす
  5. ドメインを変更

日記調になっていないか

「今日は○○でご飯を食べました」

「今日は〇〇を作ってみました」

これではGoogleアドセンスには合格しません。有名人のブログでしたらこのような記事でもアクセスはあるかもしれませんが、一般人のブログでは誰も興味を示してくれません。

ポイントは、自分の体験や経験が誰かの役に立つかを考えながらブログを書くことです!

「○○することをおすすめします」「○○がうまくいくポイントです」

といった読む側にアドバイスするような情報を盛り込むことによって、役立つコンテンツとなっていくので、日記になっていないか再確認してみましょう。

5〜10記事作成

私たちは当ブログは10記事で合格、もう1つのブログでは5記事で合格しました。

Googleが合否をだすのに、プライバシーポリシー、問い合わせ、著作権・免責事項の固定ページ3記事の他に、最低5記事は必要だと思います。

これはGoogleが合否をだすのにある程度の情報がいるためです。逆に10記事以上で申請している方はアドセンスの申請をしている間は、10記事程度に絞り他の記事は非公開にしておくことをおすすめします。

これは申請前に大量の記事のリライトする手間が省けますし、もし申請落ちしてしまった際にどの記事に不備があるかわかりやすくするためです。

1500〜3000文字程度

1記事あたりの最低ラインは1000文字と言われていますが、実際は1500文字くらい書いている方がほとんどだと思います。

文字数<記事の質が大事と言われていますが、詳しく書こうとしたら1500文字は意識していないうちに超えていました!

あまり文字数は気にせずに、詳しく、丁寧に書くことを意識しましょう!

カテゴリーを減らす

これはあんまり関係ないと言っている方も多いのですが、私たちはカテゴリーを4つから2つに減らし、一つのカテゴリーに多くの記事がある状態にし、申請しました。

これはGoogleは「専門性の高いサイト」を高評価する傾向があるためなのですが、カテゴリーが多くて記事数が少ない方も受かった方もいらっしゃったのでご参考程度にしてください!

ドメインを変更

落ちてすぐアドセンスに再申請することはおすすめしません!!!

たまにSNSで「なにも修正していないけれどすぐ再申請したら通った!」という方を目にしますが、私たちはそれを鵜呑みにし、落ちたら何も修正せずすぐ再申請してしていましたが、一向に合格しませんでした!

ふじこ

そして10回落ちました!

今考えればGoogleに目をつけられていたのかもしれません

ちょうどアドセンスが受からず1年経過した時にブログのドメイン代を支払う時期がきたので、これはもう一度新しいドメインで挑戦した方がいいかも?と思い、新しいドメインに移る決心をしました。

ドメインを新しくとり、前と全く同じ記事で再申請したところアドセンス1発合格しました!

もし私たちと同じで期間を開けずに何回も再申請して不合格が続いている方がいましたら、期間を空けるか、ドメインを変えてみるのも一つの手かもしれません。

アドセンスに10回落ちた筆者はこれは関係ないと思うもの

関係ないこと
  • 閲覧数やアクセス数
  • 雑記ブログ
  • プロフィールの有無

以上の3点はGoogleアドセンスの審査に関係ないものだと思うのでシェアしていきます!

閲覧数やアクセス数

SNSでGoogleアドセンスに合格するためには、「アクセス数や閲覧(pv)数が必要!」といっている方を見かけますが、アクセス数や閲覧数はアドセンスの合否に関係ありません。

実際に私たちが申請した際の閲覧数は1記事あたり1でした。

ふじこ

修正するために自分でスマホから見た1回きりです!

そもそもサイトを立ち上げたばかりのドメイン力も弱いサイトでアクセス数を稼ぐことってめちゃくちゃ大変じゃないですか?

ワードプレスですとGoogleの検索エンジンからのヒットか、SNSでリンクを張って流入させるしかないので、アクセス数や閲覧数が0ということは普通だと思います。

ふじこ

SNS流入も最初は難しいよね!

それにアクセス数や閲覧数が少ないのはGoogleが1番よくわかっていることなので、閲覧数やアクセス数を多くしなければ受からないということはデマだと思います。

ふじこ

記事の質の方が大事!

雑記ブログでも合格できる

アドセンス合格が難しいと言われている雑記ブログですが、記事の方向性を統一することで合格しやすいです。

実際に現ブログはカテゴリーの数を、4つから2つに変更し申請しました。上でも述べたように、これはブログの専門性を高めるためです。

アドセンスに合格してからカテゴリーを増やしていけばいいので、合格するまでは2〜3カテゴリー内に5〜3記事ずつがオススメです。

プロフィールの有無

運営者を明らかにした方がいいという方もいらっしゃいますが、私たちの場合プロフィールは2つのブログともこんな簡単なものしかありません。

ふじこ

たったの3行。実にシンプル。

プロフィール欄がある=運営者が信用できる人物

ふじこ

この考えよーく考えたら恐ろしくないですか?

プロフィールなんて嘘だって書けますし、そこだけで信用できる人物だとGoogleは判断しないと思います。プロフィールがあるから信用できる→アドセンス合格!とはならないのです。

アドセンス合格に大切なポイントは??

アドセンスに大切なことは、「規約(ポリシー)違反をしないこと」です!

アドセンス審査時にGoogleは減点法で審査しているのではないかな〜と私は考えます。

Googleは契約違反しているところはないかな〜とサイト内を巡回して、ひとつでも規約違反に該当すれば審査に通りません。

「画像やアフィリエイトリンクを貼ったら落ちた」という話も聞きますが、「画像とアフィリエイトリンクを貼っても合格した」という方もいらっしゃいます。

だから「画像やアフィリエイトリンクを貼ったら落ちるのは嘘だ!」と考えるのではなく「著作権違反にならない画像やリンクを貼っていたから規約違反にならず合格した」という考えが正解だと思います。

「有益性の低いコンテンツ」とアドセンス審査に落ちたときに確認したい10のこと

アドセンス審査に落ちた時に確認したい10のこと全てできていましたか?

Googleアドセンスなかなか受からないと「もうブログ無理だ〜!」と投げ出してしまうかもしれませんが、10回も落ちた私でも受かることができました!

「継続は力なり」なので諦めずに頑張りましょう!

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