「パンどろぼうの対象年齢は?」
「パンどろぼうは、1歳児でも楽しめる?」
「パンどろぼうが人気の理由は?」
パンどろぼうの絵本は2020年に1作目の刊行があり、それから約5年が経つ2025年6月には累計450万部を突破している大人気シリーズです。
そんな大人気の絵本を子供に読んであげたいそんな方もみえるのではないでしょうか。
子供の絵本を選ぶときに気になるのが対象年齢です。

購入したけど少し早かったこんな経験ありますよね…
そこでこの記事では、「パンどろぼう」の対象年齢や1歳児でも楽しめるのかなど詳しく解説していきます。
- パンどろぼうの対象年齢
- 1歳児でも楽しめるか
- パンどろぼうとは
- パンどろぼうのおすすめのシリーズ
- パンどろぼうが人気な理由
- 1歳児におすすめの絵本
この記事を読めばお子さんが「パンどろぼう」で楽しめるのかやどのシリーズが面白いのかなどがわかります。
「パンどろぼう」シリーズ気になっている方は、ぜひ参考にしてください。
パンどろぼうの対象年齢は?


パンどろぼうの対象年齢ですが、公式サイトにはこのように書かれていました。
児童書籍:0〜12歳頃までの子供が対象の書籍
引用:パンどろぼう公式サイト
公式によると0〜12歳が対象となっています。
公式では0〜12歳が対象となっていますが、ネットなどを調べてみると3歳くらいから購入する人が多いみたいです。
それでは1歳児には、パンどろぼうを楽しむことは難しいのでしょうか。



次の章で1歳児の我が子に読んだ経験をふまえて解説していきます。
パンどろぼう1歳じゃ楽しめない?
やはり赤ちゃんといえど色々な子がいるようで1歳でもパンどろぼうを楽しめる子はたくさんいるみたいです。
このようにSNSなどで口コミを探してみると1歳でもパンどろぼうが大好きという子もたくさんいました。
パンどろぼうを我が子に実際読んでみた結果


我が家でもパンどろぼうを購入してみました。
まず実際に開いてみて感じたことは、最近買った絵本の中でダントツに字の量が多いです。



正直これは1歳のたっくんには、早かったかもしれないと不安がよぎりました…
読んでみたところ意外と我が子のたっくんは、気に入った様子でした。
文字が多いので読み方に工夫が必要かもしれません。



私は、抑揚をつけてパンどろぼうを読むようにしています。
パンどろぼうとは


「パンどろぼう」は、柴田ケイコさん作のシュールでコミカルな絵本シリーズで、幼児から大人まで幅広く支持されています。
令和で最も売れている児童書として認められており、シリーズ刊行から5周年を迎えました。
パンどろぼう | |
---|---|
作者 | 柴田ケイコ |
刊行開始 | 2020年4月16日 |
シリーズ累計発行部数 | 450万部 (2025年6月時点) |
対象年齢 | 0〜12歳頃 |
シリーズ | パンどろぼう パンどろぼうvsにせパンどろぼう パンどろぼうとなぞのフランスパン パンどろぼうおにぎりぼうやのたびだち パンどろぼうとほっかほっカー パンどろぼうとりんごかめん |
パンどろぼう公式での対象年齢は0〜12歳となっていますが3歳ごろから購入する人が多いみたいです。
パンどろぼうは1作品だけでなく6シリーズの作品があります。
パンどろぼうシリーズではどれがおもしろいか次の章で解説します。
パンどろぼうどれがおもしろい?
シリーズの中でも特におすすめなのは、第4作目の『パンどろぼう おにぎりぼうやのたびだち』です。
ストーリー構成の深さと受賞歴で、読者の評判がかなり良いです。
この作品は、TSUTAYAえほん大賞第1位を獲得し、シリーズを「殿堂入り」に導いた一冊です。
シリーズ第4弾として「パンどろぼうになるまで」の背景が描かれており、物語の世界がより立体的に理解できるおすすめの作品です。



もちろん第1作から順に読むのも楽しい体験ですが、「パンどろぼうになるまで」は特に深く心に残るベストチョイスです。
パンどろぼうシリーズ一覧
ここでは2020年刊行の第1作目〜最新作まで全6作品のタイトル・特徴・あらすじをまとめました。
パンどろぼう
シリーズの原点であり、シュールでお茶目なキャラクター設定が印象的です。
盗み→改心→成長というわかりやすい展開で大人も笑える構成です。



多くの絵本賞を受賞しています。
〜あらすじ〜
パンに包まれた正体不明の“パンどろぼう”が、森の中にある森のパン屋からパンを盗みに走ります。しかしそのパンが「めちゃくちゃまずい」ことに驚き、お店のパン屋さんに提案。共同で美味しいパンを作り、最後には店が大繁盛するストーリーです。
パンどろぼうvsにせパンどろぼう


対立から協力へのストーリー構造が明快で、子どもが物語に入り込みやすい作品です。



登場キャラクターの増加で世界観が広がり、親子で楽しむ読み聞かせにも向いています。
〜あらすじ〜
正体不明の“にせパンどろぼう”が登場し、パンどろぼうとパン屋さんの店からパンを盗みます。「泥棒はいけない」と一緒にパンを作ろうと説得し、最後には協力してお店を繁盛させる展開です。
パンどろぼうとなぞのフランスパン


シリーズ第3作目として、悪役の登場と協力による解決という流れが丁寧に描かれています。



ストーリーに安定感があり、飽きずに読み進められる点が支持されています。
〜あらすじ〜
今度はフランスパンの被り物をした“なぞのフランスパン”が登場し、お店に破壊活動を仕掛けます。にせパンどろぼうと協力しながら対処し、最後には平和的に協力してパンを作る流れです。
パンどろぼうおにぎりぼうやのたびだち





主人公の過去や背景に触れたことで感情移入がしやすく、読み応えのある展開が子どもにも支持されています。
〜あらすじ〜
おにぎり屋の息子・おにぎりぼうやが登場し、パンどろぼうとの出会いや旅立ちが描かれます。パンどろぼうになるまでの背景が明かされ、物語の世界がより深く広がります。
パンどろぼうとほっかほっカー


第5作目にして、MOE絵本屋さん大賞2023で第1位を受賞しました。



シリーズに新たな展開をもたらした作品で、冒険と成長の物語が魅力的です。
〜あらすじ〜
パンどろぼうが「ほっかほっカー(移動パン屋キッチンカー)」に乗り、遠くの森や町へパンを届ける物語。移動販売と新しい出会いがテーマです。
パンどろぼうとりんごかめん


シリーズ第6作目。新しい舞台・キャラ・トラブル設定がシリーズの新鮮さを保っています。
発刊が2024年と比較的新しく、今後の展開にも期待が集まります。
〜あらすじ〜
舞台はくだもの農園。パンどろぼうがコッコ農園を訪れ、何者かに荒らされた農園を調査し助けるストーリー。ニューヒロイン(動物キャラ)が登場し、展開に新風を吹き込みます。
パンどろぼうが人気な理由
- シリーズ開始からわずか数年で累計数百万部を突破する口コミ力
- 大賞受賞作品が複数あり、業界からも認められている信頼性
- SNSや保護者レビューでの「何度も読みたがる」「大人も笑える」という声の多さ
口コミ力・受賞歴・ユーモアさが「パンどろぼう」の大ヒットの理由です。
また作者の柴田ケイコさんはインタビューで以下のようなことを語っていました。
「パンどろぼうの成長」「シュールなキャラ設定」が読者の共感を生んだ
引用:八文字屋
1歳児におすすめの絵本


「パンどろぼう」は1歳児には少し文字が多く3歳以上なら理解できるような内容で少し早いなと感じる方もみえるでしょう。
少し早いなと感じた方のために「パンどろぼう」以外の1歳児におすすめの絵本を紹介します。
1歳児は、視覚や音で楽しむ時期で短くてリズム感のある絵本や擬音の多い作品が好きな子が多いです。
- 「じゃあじゃあビリビリ」


- 「いないいないばあ」





1歳児には、絵と音で楽しめる絵本が最適です。
パンどろぼうに関してよくある質問
ここではパンどろぼうの絵本に対してよくある質問を紹介します。
- パンどろぼうの対象年齢は?
-
公式によると0〜12歳頃が対象となっています。
>> 対象年齢について - パンどろぼうは1歳でも楽しめる?
-
文字が多いため3歳くらいからがおすすめですが1歳児でもパンどろぼうにハマっている子もいます。
>> 実際に1歳児に読んでみた - パンどろぼうが人気な理由は?
-
口コミ力・受賞歴・ユーモアさが「パンどろぼう」の人気な理由だと考えられます。
>> 柴田ケイコさんのインタビュー - パンどろぼうシリーズどれがおもしろい?
-
第1作目から読むのもおすすめですが、第4作目の『パンどろぼう おにぎりぼうやのたびだち』が特におすすめです。
>> 第4作目がおすすめの理由
パンどろぼうの対象年齢は?1歳児でも楽しめる?|まとめ
ここまでパン泥棒の対象年齢について書いてきました。
まとめるとこのようになります。
- 公式では0〜12歳頃が対象年齢
- 文字は多めで3歳頃が適正
- 1歳児でもハマる子はすごくハマる
パンどろぼうは幅広い年齢に人気の絵本です。
少し文字が多いので3歳ぐらいからなら多くの子が楽しむことができますが1歳児でもハマる子はかなりハマります。
1歳児には、視覚や音で楽しむことができる絵本がおすすめですが、チャレンジする価値は十分にあります。



たっくんも1歳ですが、パンどろぼうにハマり中。
たくさんの本と出会ってくれると良いですね。

